安全上の注意
詐欺の存在に注意する
オンライン詐欺は、テクノロジーの進歩に伴い、ますます横行しています。2020年に報告された詐欺の件数は過去最高を記録し、2019年から65%以上も上昇しました。ID窃盗、フィッシング、オンライン詐欺の被害に遭う人が増えており、毎年数十億ドルの損失を計上しています。
オンラインでの出会いは刺激的なものですが、その反面、多くの危険が潜んでいることも事実です。そこで今回は、オンラインで新しい人と出会う際に、常に心に留めておくべき安全のためのヒントと警戒すべきことをご紹介します。
詐欺に遭わないためには?
詐欺の兆候に気づいたら、自分を守るために行動することが大切です。ここでは、お客様が詐欺の被害に遭わないようにするために、当社チームからの提案をご紹介します。
- オンラインで知り合った人には絶対に送金しない – オンラインで知り合った人には、たとえ相手が緊急だと言っても、絶対に電信送金しないでください。送金したお金がどこに行ったのかを追跡し、取引を元に戻すことはほとんど不可能です。また、自分の金融口座にアクセスするための情報は絶対に教えないでください。
- 個人情報ほ保護 – 社会保障番号、自宅や職場の住所など、明らかな個人情報を初対面の人と共有すべきではないということはご存知かもしれません。しかし、毎日の生活習慣(毎朝カフェに行くことなど)、仕事の履歴、家族のプロフィールや写真なども、悪用されると危険です。
- プラットフォームに留まる – 詐欺師はしばしば、初期段階で会話をテキスト、メッセージングアプリ、電子メール、電話に移そうとします。そうすることで、SLOWLYの配信時間を延長することなく、より簡単にあなたにアクセスすることができ、当社の報告システムから逃れ、プラットフォームからの出入り禁止を避けることができます。
- 疑わしいリンクをクリックしない – 疑わしいリンクは、フィッシングの試みと関連している可能性があります。それらをクリックすると添付ファイルが開かれ、マルウェアがあなたのデバイスにインストールされる可能性があります。ウイルスには、コンピュータに害を与えるものもあれば、個人情報を盗み出し、最終的には個人情報を盗むものもあります。
- 遠距離恋愛や海外での恋愛には注意が必要 – 会う前や、よく知らないのに、真剣な交際を迫ってくる人がいたら、注意が必要です。詐欺師は、自分がどこかで立ち往生していると主張し、帰国するための金銭的援助を要求することがあります。相手が電話やビデオ通話を拒否したり、あなたの質問を避けたりする場合は、相手が自分の言う通りの人物ではない可能性があります。
- インターネットで相手の名前、メール、写真を検索する – 詐欺師は実在の人物の名前や写真を盗み、リアルなプロフィールを作成します。プロフィール写真の逆画像検索は、本物と偽物のプロフィールの違いを見分けるのに役立ちます。また、その画像が以前に詐欺に使われたことがあるかどうかも確認できます。
- 行動する前に立ち止まり、信頼できる人に相談する – 行動する前によく考えてください。詐欺かどうかわからない場合は、信頼できる友人や家族にセカンドオピニオンを求めてください。彼らはこの面でより多くの経験を持っているかもしれませんし、今後の行動についてアドバイスしてくれるでしょう。
- ネット詐欺についての知識を深める – 詐欺師が使う嘘や手法、自分を守る方法などの基本的な知識を身につけることで、今後の事故を防ぐことができます。
偽物の見分け方は?
「本当にしては良すぎると思えば、偽物だと疑っう」
詐欺に遭わないための基本的なポイントをご理解いただいた上で、さまざまなタイプの詐欺師に共通する危険をご紹介します。これらのボックスにチェックを入れ、細心の注意を払いましょう。
詐欺師の一般的な特徴
- 漢字の間違いや文法間違いが多い。
- すぐにプラットフォームを切り替えるよう求める。(例:Google Hangout やWhatsApp などへの移行)
- 質問を無視し、似たような言葉で話を繰り返す。
- 緊急事態と言いお金を要求する。通常は送金で行う。(例:Western Union、ビットコイン、iTunes や Amazon のギフトカード、GoFundMe などのファンディングサイトなど)
詐欺師のタイプ別に共通するプロフィールやキーワード
恋愛詐欺
- 離婚歴があるまたは未亡人で子供がいる
- 文化的背景が多い(例:私はドイツ出身だが、イタリアで育った)
- 海外や専門分野での仕事(例:石油採掘場で働くプライベートコントラクター、平和維持活動に従事する兵士、道路を建設する土木技師、国連で働く医師など)
- 会う前に、好意があると告白をする
- 会う約束をしても直前になってキャンセルする
- 緊急時、入院費、旅行券、ビザのためにお金が必要だと要求する
投資詐欺
- 小規模ビジネスのオーナー(例:コーヒーショップ、ファッションブティック、フラワーショップなど)
- 多くの国を旅していると言うが、実際にはわからない
- 空き時間での投資(例:FX 取引、暗号通貨など)
- 投資で財を成している
- 金儲けの機会を提供する
寄附金詐欺
- 貧困国の10代の孤児
- 弟妹や体の弱い親族を一人で介護している
- 家族が病気で失業していると主張する
- 食費、学費、医療費などが払えない
- 同じ言葉を繰り返し、共感を得るためのストーリーを作る
- インターネットを利用した送金の依頼(例:Western Union、iTunes や Amazon のギフトカード、GoFundMe などのファンディングサイトなど)
詐欺の対処法は?
典型的な詐欺師との共通点が多い人と接触した場合は、オンライン詐欺の被害に遭わないよう、以下の対策を試してみてください。
- 当社サイトに詐欺を報告 – 状況に応じたアドバイスを提供します。詐欺師を通報することで、他の人を保護し、同じ被害に直面するのを避けるのにも役立ちます。
- 詐欺師との連絡を絶つ – 自分が被害者であることに気が付いたら、詐欺師との連絡を絶ちましょう。電話を切る、電話番号をブロックする、詐欺師が送ってきたメールや手紙に返信しないなどの対策が必要です。
- 信頼できる人にアドバイスを求める – 詐欺師は、被害者が声をあげないことを利用します。傍目八目のいうことわざにもあるように、周りの人の方が本人より客観的に物事が見るこのができるのです。信頼できる人に話したりアドバイスを求めたりすることで、軽率な行動を避け、すぐに正しい措置を取ることができます。
- 送金した銀行やサービスに連絡する – 金融詐欺やクレジットカード詐欺の被害に遭った場合は、すぐに銀行に連絡してください。銀行には、詐欺事件に対処するためのポリシーがあります。
いつでもヘルプをご利用ください。詐欺師があなたとやり取りしている危険性を察知したら、注意を促します。すぐに予防措置を取ってください。